2009年04月23日

空中線電力と実効輻射電力

無線局を運用するのには免許が必要(ここでいう
免許は無線機等に与えられる免許、人に与えられ
る無線従事者免許とは別)

この免許が与えられると無線局免許状という公文書
が交付され、免許人はこの免許状に記載される
条件に従って無線局を運用する必要がある。


この条件はいくつかあるが、今回取り上げるのは
・空中線電力
・実効輻射電力
である。


・空中線電力
空中線電力は無線機から放たれるパワーである。
電力なので単位はW、この数値が大きいほど遠くまで
届くことができる。
この空中線電力は指定の仕方に二通りの指定方法があり
一つは「指定された電力を上限として、できるだけ小さい
電力で運用する」
もう一つは「指定された電力で運用する」

前者の指定方法がほとんどの無線局に適用され
後者は放送局等の少数の無線局に適用されれる。

・実効輻射電力
同じ電力でもこちらは実際の電力である。
実際ということは前述の空中線電力は実際ではないという
ことなのであろうか?
無線機には必ずアンテナが付いている。
このアンテナから電波が空間に発射されるのであるが
アンテナから発射される電力は前述の空中線電力ではない
空中線電力はあくまで無線機の出力電力である。
アンテナには利得というものがあり、電力を増幅させる
作用がある。
そしてアンテナに至るまでには無線機とアンテナをつなぐ
ケーブル等があり、これが損失となる。

実効輻射電力は
(空中線電力/ケーブル等損失)×利得
となる。

このブログで利得の説明はたぶんしているので
詳しくはそちらを参照してほしいが、アンテナには指向性
というものがあり、方向によって利得の大きさが違う
このためこの計算に使用する利得は最大指向性を得る
方向の分配比率を使用する。
つまり
あるアンテナの利得が6dBで指向性が60度と120度で
最大利得を得る場合(つまり2つの指向方向がある)で
分配比が2:1の場合大きいほうの60度方向の利得は
6dB−1.8dB(0.66倍)で4.2dB(2.6倍)
となる。そして60度方向の利得が指向性最大になる。

そしてもしケーブルの損失が1dB(0.79倍)で
無線局の空中線電力が10Wなら実効輻射電力は
10W×0.79×2.6=20.54Wとなる

60度方向では20.54Wが実際空間に発射され、
距離に反比例して減衰し、受信側のアンテナの利得でまた増幅され
受信器で受信するという過程をたどる。


なんか、計算違うかも?

間違ってたらすみません。
posted by 空条錠太郎 at 00:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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